2013年03月16日

音楽の可能性

世の中には星の数ほど音楽があり、

どんな音楽を嗜好するかは、

その人が暮らす環境が大きな影響を与えると思います。


生まれおちた国や地域はもちろんのこと、

時代や政治・自然環境などが一つになったそれが。


だけれど一つ言えるのは、

時代や環境を超えて良質な音楽はいつでも存在しているということ。

それらが人々に運ばれることで幸福になれるのなら、

やはりそっちが良い。

そんな観点から音楽に関する話を綴ってみます。


多種多様なジャンルの音楽達、

クラシック、ジャズ、R&B、ブルース、フォーク、

ソウル、ロック、レゲエ、スカ、HIPHOP、サンバ、ボサノバ、

スパニッシュ、ファド、歌謡曲、J-POP、演歌、・・・


わたし達は、

幸運にもこの時代に生まれてきたことにより、

音楽に触れようと思えば幾らでも触れられます。


これには20年前と今とでは大きな違いがある。

その要因は何といってもインターネットの普及でしょう。

そうして大きく可能性は広がった。


音楽をダウンロードで購入できるようになったのは

象徴的なことで、いつでもどこでも、

レコード屋やCDショップに足を運ばずとも済みます。


でも・・・

それはあくまでも、

能動的に触れようとすればのことですけどね。



そのような背景のなか、

わたしの音楽の嗜好性といえば一言でいうと雑食。

時と場所と状況によって聴きたい音楽が異なります。

なのでiPodに入れている音楽は年代もジャンルもバラバラ。


何を嗜好しているかを、

一つ一つ書き始めるとキリがないのでやめときますが、

良いと思えば何でも聴く。

もちろん傾向の大別はありますが、

ジャンルはあまり関係がありません。

歌ものでもインストゥルメンタルでもなんでも聴きます。

だけれど最近変化した点を挙げるとすれば、

邦楽を聴く度合が増えた点だとは思います。


そうそう、

それにまつわる話ですと、

ついこの間NHKの歌謡番組を見てましたら、

女性演歌歌手のかたが歌ってましたが、

なんか良いと思った。

失礼ながらお名前が分からない、

女性歌手のかたでしたが良かった。

やはり年齢的なものなのでしょうか。

歌詞が身にしみるというか・・・


さて、このように音楽話を綴りながら聴いているのは、

サザンオールスターズのドラマー松田弘さんが、

2002年にリリースしたアルバム「FUTARi」で、

架空の映画のサウンドトラックとして作られている作品。

AORやボサノバの曲が中心でとっても良い。


全曲で松田さんがメインヴォーカルをとり、

様々な女性アーティストとデュエットしてます。

paris matchのミズノマリさん、古内東子さん、板谷由夏さん etc


松田さんの歌唱の良さを、

どれほど世の中で認知されているか分かりませんが、

ハイトーンで味があってとってもおシャレ。


アルバムのプラス情報としては、

はっぴいえんどのギタリストで知られる、

鈴木茂さんの曲「砂の女」も収録されていて、

松田さん&女性ヴォーカルHirokoさん、

そして鈴木茂さんご本人がギターを弾かれてます。

この曲のアレンジもとても良いです。


それで何故このアルバムを今の状況で選択したかというと、

夜更けにコーヒー片手に音楽の話をつらつらと書こうと思ったらば、

落ち着いた大人の味わいの楽曲が聴きたくなり、

ライブラリーの中からこの一枚が選ばれたというわけです。


それにしても、

このアルバムのことを、

一体どれほどの人が知っているのでしょう。

メジャーレーベルのVictorからリリースされている作品だし、

サザンの松田さんが作ったものだしで、

それなりのものではあるんでしょうけど、

優れている作品のそれにあった認知度かというと、

う〜ん・・・


そう考えるとなんとかしたいと思ったりするわけです。

なのでこれまでに担当させていただいてきたラジオ番組では、

楽曲は良いけどなかなか陽が当らないものも出来る限り選曲し、

お届けしておりました。


数多の音楽が溢れる世のなかで、

それを耳にすることが出来るかどうかなんて、

商業ベースにのっているもの以外はごく限られてきます。


けれども良質の音楽はたくさんある。

今は昔にくらべれば、

メジャーの意味合いは薄れてきていると言われたりしますが、

しかし、いやいや、でもでも、

メジャーにはやはりメジャーの力があると思います。

資本力であり流通網でありプロモーション力であり、

その辺りはなんだかんだいってマザマザとあります。


なのでメディアから流れてくる音楽は、

やはりそれらの影響下にあるものが圧倒的に多い。


けれどもそれ以外でも良いものは良い。

それでつまるところ・・・

メジャーに乗り切れないけど良い音楽が

世のなかにどうすれば届くかというと、

ライブをしっかりやって、

能動的に良質な音楽に触れようとしている人へ、

草の根で伝えて一人また一人とファンを増やす。

またweb配信などを可能な限り使っていくということ

なのだと思います。


でも・・・

これは主観に過ぎませんが、

本来それが本物であれば、

人はほっとかないのだとも感じます。

これは全てに通じてそうなのだと思いますが、

なかには画家ゴッホのように、

その人が生きているうにには評価されず、

その後に評価されるという人もいるのでしょうけど、

根本的にはそうなのではないかと・・・


だけれどそれにも前提条件があり、

それが本物でどんなによくても、

誰かに知られなければどうにもならない。

ですからその自助努力はありきですよね。

そうすれば誰かがどこかで見ていて、

引っ張り上げられて世のなかに出ていくのだと思います。


あっ。

なんか人ごとじゃなくて、

ゾワゾワしてきた。

この辺にしとこう。


それにしても、

自分が本物だと思える、

良質の音楽に出会える機会が多ければ多いほど、

その人の生活や人生は、

色鮮やかに幸福になっていくのでしょう。


そう思えば、

幸福をもたらしてくれる音色を探し続ける日々は、

悪くないものだと思うのです。







Hiroshi Matsuda.JPG
[FUTARi]O.S.T HIROSHI MATSUDA & QUIET LOVE NOTES










posted by tetsu at 23:58| Comment(0) | 音楽
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。